海外に住みたい・・・
まず何から調べたらいい?
この記事を読めば、海外移住先を選ぶときの重要なポイントが3つわかっちゃいます。
ちなみに、私も移住先を決めるときには、とことん調べました。調べ始めるとキリがなく、骨が折れる作業でもありますが、同時にワクワクしました。
情報は生き物です。より正確なことを移住前に知っておくために、移住した人の話を聞くだけではなく、自分で調べて納得しておくのがおすすめです。
物価を調べよう
食費関連を調べよう
例えば、
英語で「america supermarket」とGoogleすると・・・
このように、アメリカのスーパーマーケットのリストがトップに出てきます。
スーパーのホームページリンクを探し、覗いてみましょう。
もし直リンクがわからなければ、スーパーの名前をコピペ検索すると、スーパーのホームページに行けると思います。
ドル表記はしてありますが、普段なじみのあるお野菜のお値段は、お住まいの場所と比べていかがでしょう?
ドル表記なので、1玉1.99ドルのレタスは、
私のレタスの価格イメージは1玉198円から298円くらいなので、なんとなく同じくらいな気がします。
こんなふうに、お肉やペットボトルのお水なども調べてみると、食費にどの程度のお金がかかりそうかイメージしていただけるのではないかと思います。
英語圏への移住をお考えでない場合は、
例えばスペイン語「supermercado en españa」、フランス語「supermarché en france」と調べてみてください。
おすすめの翻訳アプリを2つご紹介しておきます。どちらも無料で使えます。
他にも、例えば 世界的な飲食チェーン店「McDonald」(マクドナルド)などの価格差をチェックするのもありですよね。
どのくらい差異があるかによって、現地のイメージができそうです。
家賃や住居環境について調べよう
移住先での住居はまず移住先で賃貸を契約することを考えると思います。土地勘が出てきたら、購入するというのも、移住する国によってはいい考えでしょう。
家賃は生活費の中でも大きな割合を占める固定費です。移住後の生活費を試算する上でもかかせないので、調べておきましょう。
またまた英語で検索してみます。「america rent house price」などといれてみます。
西海岸好きなので、カリフォルニアでみてみました。
ドラマに出てきそうなセレブハウスばかり出てきてしまいました。
さまざまな面積を一発変換してくれるサイトです↓
Convertworld :https://www.convertworld.com/ja/area/square-foot.html
ここに、お部屋の広さ「2454ft(フィート)」を入れてみると、約228㎡!お家の規模感が半端ないです!!
マンションやアパート物件をお探しの方は、住みたい都市名と「rent apartment price」などもいいかもしれません。’apartment’の代わりに、’flat’もOKです。
例えば、スペイン語は、「apartamento en francia」、フランス語は「appartement en france」などで物件検索を楽しんでくださいね。
(円換算で)20万円出せばどのくらいの規模のお家に住めて、(円換算で)5万円ならこういう家に住める、というようなイメージがつかめればOKです。
もし気になった不動産があればメモしておくなり、物件探しのサポートが得られないか、などメールしてみるのもいいですね
治安
日本は夜中に女性ひとりで出歩けるほど安全な国です。実はこの安全さ、世界でみると稀なのです。
普段、私たちはそんなことを意識することなく単独でも外出することができます。とても幸せなことですよね。
日本語で伝わる世界のニュースはわずか、かつ偏りがあるので、英語や、移住希望先の現地語でインターネット検索してみましょう。新聞のトップページに掲載されているような事件やテロのニュースを確認します。
まずは、メインの世界的ニュースサイトを下記に貼っておきます。
CNNもBCCも、日本のニュースサイトに比べれば、世界各国のニュースを多く取り扱っています。アメリカやイギリスに移住予定ではなくとも、見ておく価値があります。
ましてや、ヨーロッパはEU(ヨーロッパ連合)で横のつながりが強いです。イギリスはEUを離脱しましたが、EUとの縁が完全に切れることはありません。むしろ、よりEUとのうまい関係性を模索していってるところです。BCCはそういったイギリスとEU各国とのニュースを多く発見することができるでしょう。
そして、移住前からたびたび確認しておくと、(コロナウイルスのようなものは見通せませんが、)少し先の情勢を予期できることがあります。
他にも、治安を知るために、警察署のホームページを参考にすることもできます。
例えば、イギリスの警察署(https://www.police.uk)をみてみます。お好きな街や都市を確認することができます。ここでは、ロンドンの犯罪件数(2020年4月から2021年3月)を見てみましょう。
犯罪の種類も、暴力やら自転車盗難やら大小さまざまな件数が掲載されています。
Crime mapをクリックすると、ロンドン市の一体どのあたりで、どんな事件が起きたのかを確認することができます。
多そうに見えますが、渋谷区の2019年の犯罪件数をみてください。日本は安全な国だといえども、あなどれませんよ!
令和元年犯罪発生状況累計(PDF 262KB) (警視庁HPより)
確定件数ではありませんが、渋谷区2021年1月〜4月の粗暴犯罪数は。
他にも、侵入窃盗、被侵入窃盗の件数をみることができます。テレビで知るニュースは一部なのだと、分かりますね。
同じように、海外のニュースをみていると、とても治安が悪い印象を受けることがあります。銃乱射事件はその最たるものだと思いませんか?
日本は確かに平和な国です。
しかし、一歩外へ出れば獣がうようよで危険とも限らないのです。夜中に暗い道を1人で歩かない、危険な場所には近づかない、などで避けられるリスクが多くあります。
治安を事前に調べておくことは大切ですが、それが全部身の上に降りかかるわけではないです。すべて鵜呑みにせず、安全な地域に住むというヒントにしましょう。
医療・保険
衣食住の’食’、’住’について調べられましたか?
では、次は「衣」。ではなく、
次に調べておくべきは、医療と保険です!!楽しい海外生活のために事前に準備が大切です。
これまでのように、リアルな情報を求める方は、英語や現地語で調べるのが一番正確な情報が手に入れられます。
しかし、日本語でもなかなか難しい保険約款。医療用語を外国語で読むのは難しいな、と不安のある方は、日本語で調べてみてください。
噂には聞いていましたが、アメリカの医療費は本当に高そうですね。日本のような国民保険などがあるかについても調べておき、自己負担額についても知っておきましょう。
医療費はもちろん安いに越したことはありません。しかし、支払えば支払った分だけきちんとした医療が受けられるはずだとは思います。
というのも、私が住んでいる国では自己負担額の上限が決まっています。どれほど医療にかかっても、その上限以上を支払う必要はありません。その代わり、日本で10日の入院が必要な病気も、入院1日だけだったりします。
もし持病や既往歴がある方は特に、念入りに確認しておきたいですね。
ホームドクター制度
保険制度もさることながら、国によってはホームドクター制度をとっています。
日本人的には、非常にまどろっこしい制度なのですが・・・
例えば、湿疹が出たから直接皮膚科を受診したい、ということができません。
まず、ホームドクターに診てもらい、必要であれば薬を処方してくれます。さらに検査が必要であると診断された場合のみ、日本でいう皮膚科を受診できます。
我が家は小さい子がいるので、日本では耳鼻科に頻繁にかよって鼻水を吸引してもらいました。そうでなかれば、すぐに中耳炎にかかってしまいます。ホームドクター制度のここでは、それができません。なので、自宅でできうる限りのケアをしています。
そのため、ホームドクターのクリニックには、ほとんど機材はありません。ホームドクターは全般的な医療知識をもった人。病院にいる専門医は、Specialist(スペシャリスト)なのです。
この制度の違いも、ぜひ移住先を検討するうえで知っておきたいところです。
まとめ
今回は、移住先を選定するときに重要な3つのポイントとその調べ方をご紹介しました。
移住が具体的になってきましたか?
ワクワクしますね。このプロセスも楽しんでいただけるといいなと思います。
以上、おつきあいいただき、ありがとうございました!