前回の妊娠から5年以上も経過していると、前回の妊娠中何を食べていたか記憶が定かではありません。

40歳目前での出産、そして前回妊娠糖尿病の疑いもあった。
今回は海外ってこともあるし、妊娠中なにをどのように食べておくのがいいのかな?
オランダと日本ではスーパーにならんでいる食材や、お砂糖・お塩の甘さ辛さも違います。そのため和食を作ることも減っています。
その上前回の妊娠から5年経ち、40歳目前での出産。日本の時のような調子で食べていたら、体重と体型の変化も怖いと感じていました。
そこで、食事に気をつけてみました。できうる限り。
妊娠中にストレスを溜めるのはよくない、と言い訳をしては、食べたいものもちょこちょことつまみました。
実は、今回もオランダの病院で妊娠糖尿病の検査をすることになりましたが、結果は陰性!
食事の仕方があっていたようです。体重の増減も8kg程度に抑えることができました。
今回は、オランダで妊娠中の体を整える食事について、私が食べていたものをご紹介したいと思います。
妊娠初期の食べ物

第一子の妊娠よりつわりがあったのと、食の好みの変化も感じたので、偏りがある食事でした。
ことあるごとに辛ラーメン。
ちなみに妊娠中に辛いものが食べたくなるのは、男の子、だというジンクスご存知ですか?見事に当てはまっていました。
そんなこんなで、偉そうな前置きを書いた割に、拍子抜けしてしまう妊娠初期。
仕方ないですよね、食事や妊娠糖尿病に気をつけている余裕がありませんでした。
代わりに、といっちゃあなんですが、オレンジジュースやヨーグルトもよくとっていました。
合わせて、青汁を日本の家族から送ってもらいました。
青汁・健康・美容関連食品の【九州GreenFarm】
とにかくだるくてだるくて横になってばかりいたので、妊娠期間中一番体重が増えた時期だと思います。
妊娠中期の食べ物

13週を迎えるやいなや、格段に軽快し、動けるようになりました。そして、辛いものへの熱が冷めました。

人間の体って不思議〜
とにかく安定期バンザイ!
というわけで、ここから食事内容に気をくばりました。
食事に気をつけつつ10週間経った妊娠24週のこと。
ここオランダでは、甲状腺の持病があることから妊娠糖尿病検査が必須になりました。結果は陰性でした。
気をつけた食事の内容は次の3つです!!!
「白い食べ物」を避ける
まず、変えたものは、「白いもの」は避けることでした。
- 「白い」パン
- 「白い」砂糖
- 「白い」うどん
- 「白い」(見た目は少し違いますが)小麦製パスタ
- 「白い」米
代わりに、
- パンはブラウンパン
- パスタは全粒粉パスタ
- お砂糖はきび砂糖
- うどんは夫と子供たちで、私は蕎麦
- 白米は雑穀を混ぜて
オランダではブラウン系のパンや食材、オーガニックやビーガン用食材が普通のスーパーで手軽に手に入ります。

グルテンフリー、シュガーフリーなどのパンやお菓子も通常のスーパーで買えます。
パンやお菓子も手作りすれば、自分流に調整できます。
それがベストですが、なかなか時間に限りがあって難しいので、オランダではスーパーのものが食事を調整する時に助かります。
サラダや野菜から食べる
糖尿病において一番大切なのは、急激な血糖値の上昇(スパイク)を避けること。
というわけで、低糖のものや、野菜から食べるようにしました。
また、小腹が減ったときには、ミニトマト、バナナを常備し、ちょこちょこ食いをするようにしました。
ハムやチーズ、ウィンナー、オランダに多い加工食品に気をつける
オランダのチーズって、本当においしいんです。ペースト状、スライス状、角切り状など、いろんなスタイルのチーズを見つけられます。
ハムやウィンナーもオランダの食卓によく登場する食材です。
しかし、こういった加工食品には添加物はもちろんのこと、宿敵「塩分」が含まれています!
むくみやすい妊娠中。そして、日本では毎日摂取する機会のなかったこれらの食品は、意識して減らしておきました。
妊娠後期の食べ物

この時期からグッと食欲が増えた気がしました。
気づかれることが一切なかったお腹もなんだかグングン目立つように。
そこで、基本的に朝は、ローストハム1枚、スライスチーズ1枚、レタスときゅうりをブラウンパンに挟んでサンド。野菜多めです。
そして、牛乳でカルシウムを補います。
お昼。
そばや春雨などの麺類は、赤ちゃんが生まれるとなかなか自分のペースで食べることができないと経験していたので、普段より積極的に食べていました。
春雨はローカロリーで普通のスーパーでも手に入るので便利です。
白米を食べるときは、日本から送ってもらった雑穀米を混ぜて食べました。
夜ご飯は、基本的にサラダ中心。
ドレッシングは、オリーブオイルに、レモンやライム、バルサミコ酢などをさらり、オーガニックのお塩をパラリでした。
特に、ハム、チーズを食べた日はお塩なしで調整することもありました。
私の場合、甘いものを欲したのは後期からでしたが、フルーツに含まれる果糖で補うようにしました。果糖も糖分としては十分に甘いので、取りすぎには注意しましょう。
まとめ
このような10ヶ月を過ごし、妊娠糖尿病にはならず、赤ちゃんも大きく育ちすぎず、順調な妊婦生活を送ることができました。
甘いクッキーやチョコを欲する時には、我慢せずひとかけらだけ。
これも、楽しく食事とつきあうポイントだとちびいきは思います!
長い人生で、赤ちゃんをお腹に抱えているのはわずか10ヶ月。
そんな一心同体を楽しみながら、妊婦ライフを送りましょう!!
青汁・健康・美容関連食品の【九州GreenFarm】