オランダに住んで初めて薬を処方されました。その薬を受け取るには、処方薬局(蘭:Apotheek)へ行くことが必要です。
今回は妊娠27週の健診と、どのように処方薬局に登録し、処方箋の内容物を受け取るのかについてお話しします。
妊娠27週の妊婦検診
前回の健診から3週間経ちました。27週です。
安定期で体調も良好がゆえ、前回の血液検査の結果くらいしか特に話すことはなさそうです。
エコーもなく、赤ちゃんに会えるわけではないので、キャンセルしてしまいたいくらいです。しかし、風の強いオランダにて自転車20分漕いで助産院へ向かいました。
オランダでは臨月の妊婦さんでも自転車に乗ってます。
赤ちゃんの心音はいつものように確認。元気そうです。他に、相変わらず服と靴をつけたままの体重測定、血圧測定をすませます。
6週間ごとにチェックする甲状腺ホルモン(TSH、F3, F4)の血液検査は問題なしでした。日本での第一子妊娠中のように投薬をしなくても、順調に進んでいます。
しかし、鉄分とビタミンDが足りないので、鉄分サプリの処方箋を渡され、初めて処方薬局(蘭:Apotheek)へ行くことになりました。
オランダで処方薬局に登録して薬を処方してもらう方法
ここでいう「処方薬局」とは、ホームドクターや専門医から薬を処方してもらった場合に利用する薬局のことです。
オランダでは、処方薬局で薬を処方してもらうために登録が必要です。本来であれば、移住後ホームドクターに登録した頃に、処方薬局も登録しておくことが無難です。(多くのサイトで推奨しています)
しかし、私たちは処方薬局を登録していませんでした。結果、4年経って初めて処方薬局に登録したことになります。それでも別にかまいません。移住後すぐに手続きしないからといって、登録ができなくなるわけでは、ありません。
一番最寄りの処方薬局にて初登録しました。ID(身分証)をみせて、質問に答えるだけの簡単なもので、何かに記入せずとも可能です。
ビタミンDも鉄分も1日2錠摂取することになりました。本来の2倍の量です。日本とだいぶ違うお天気、そして日照時間。在住4年にして、血液がその不足を教えてくれました。体の中にしっかり変化が起こっているのですね。
日本は日照に恵まれているんだね。日いづる国にっぽんとは、まさに。
オランダにいらして体調がすぐれないな〜と思う時は、まずビタミンDを摂取してみる、というのもおすすめです。
まとめ
妊婦さんは、日々変化する体につきあい、食べるものも変化します。大変ですが、かわいい赤ちゃんに出会えるまでもうすぐです。
ちびいきは、この頃、サーモンやチーズが食べたくてたまりませんでした。代わりにアイスをよく食べていました。
ママにも赤ちゃんにも気分がいいのがいちばんです。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。